「春休みはドラえもん」。日本中の子供たちがそう心に刻んで育ってきたと言っても過言ではない。1980年の第1作『のび太の恐竜』から始まり、半世紀近くにわたって愛され続けるこの映画シリーズは、単なるアニメーションの枠を超えた「共通体験」として私たちの記憶に深く根付いている。
普段はドジで弱虫なのび太が、映画では勇気を振り絞って仲間を助け、ジャイアンが「心の友よ」と叫んで男気を見せる。日常から切り離された「大長編」ならではの冒険活劇は、子供たちにワクワクとドキドキ、そして友情の尊さを教えてくれた。声優交代という大きな転換期を乗り越え、親から子へ、子から孫へと受け継がれる「ドラえもん映画」の壮大な歴史を、ここから紐解いていこう。
原作データ
『ドラえもん』は、藤子・F・不二雄による児童漫画作品。1969年より小学館の学年別学習雑誌などで連載開始。22世紀からやってきたネコ型ロボット・ドラえもんが、勉強もスポーツも苦手な小学生・野原のび太を一人前の大人にするために、「ひみつ道具」を取り出して助ける物語。
映画原作となる「大長編ドラえもん」は、映画公開に合わせて『月刊コロコロコミック』で連載され、同誌の看板作品として爆発的な人気を博した。
歴代作品一覧
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※No.1~25は配給収入、No.26以降は興行収入で記載。
| No | 公開日 | タイトル | 興行収入 |
|---|---|---|---|
| 1 | 1980/3/15 | のび太の恐竜 | 15.5億円 |
| 2 | 1981/3/14 | のび太の宇宙開拓史 | 17.5億円 |
| 3 | 1982/3/13 | のび太の大魔境 | 12.2億円 |
| 4 | 1983/3/12 | のび太の海底鬼岩城 | 10.0億円 |
| 5 | 1984/3/17 | のび太の魔界大冒険 | 16.5億円 |
| 6 | 1985/3/16 | のび太の宇宙小戦争 | 12.0億円 |
| 7 | 1986/3/15 | のび太と鉄人兵団 | 13.0億円 |
| 8 | 1987/3/14 | のび太と竜の騎士 | 15.0億円 |
| 9 | 1988/3/12 | のび太のパラレル西遊記 | 13.6億円 |
| 10 | 1989/3/11 | のび太の日本誕生 | 20.2億円 |
| 11 | 1990/3/10 | のび太とアニマル惑星 | 19.0億円 |
| 12 | 1991/3/9 | のび太のドラビアンナイト | 18.0億円 |
| 13 | 1992/3/7 | のび太と雲の王国 | 16.8億円 |
| 14 | 1993/3/6 | のび太とブリキの迷宮 | 16.5億円 |
| 15 | 1994/3/12 | のび太と夢幻三剣士 | 13.5億円 |
| 16 | 1995/3/4 | のび太の創世日記 | 13.0億円 |
| 17 | 1996/3/2 | のび太と銀河超特急 | 16.5億円 |
| 18 | 1997/3/8 | のび太のねじ巻き都市冒険記 | 20.0億円 |
| 19 | 1998/3/7 | のび太の南海大冒険 | 21.0億円 |
| 20 | 1999/3/6 | のび太の宇宙漂流記 | 20.0億円 |
| 21 | 2000/3/11 | のび太の太陽王伝説 | 30.5億円 |
| 22 | 2001/3/10 | のび太と翼の勇者たち | 30.0億円 |
| 23 | 2002/3/9 | のび太とロボット王国 | 23.1億円 |
| 24 | 2003/3/8 | のび太とふしぎ風使い | 25.4億円 |
| 25 | 2004/3/6 | のび太のワンニャン時空伝 | 30.5億円 |
| 26 | 2006/3/4 | のび太の恐竜2006 | 32.8億円 |
| 27 | 2007/3/10 | のび太の新魔界大冒険 | 35.4億円 |
| 28 | 2008/3/8 | のび太と緑の巨人伝 | 33.7億円 |
| 29 | 2009/3/7 | 新・のび太の宇宙開拓史 | 24.5億円 |
| 30 | 2010/3/6 | のび太の人魚大海戦 | 31.6億円 |
| 31 | 2011/3/5 | 新・のび太と鉄人兵団 | 24.6億円 |
| 32 | 2012/3/3 | のび太と奇跡の島 | 36.2億円 |
| 33 | 2013/3/9 | のび太のひみつ道具博物館 | 39.8億円 |
| 34 | 2014/3/8 | 新・のび太の大魔境 | 35.8億円 |
| 35 | 2015/3/7 | のび太の宇宙英雄記 | 39.3億円 |
| 36 | 2016/3/5 | 新・のび太の日本誕生 | 41.2億円 |
| 37 | 2017/3/4 | のび太の南極カチコチ大冒険 | 44.3億円 |
| 38 | 2018/3/3 | のび太の宝島 | 53.7億円 |
| 39 | 2019/3/1 | のび太の月面探査記 | 50.2億円 |
| 40 | 2020/8/7 | のび太の新恐竜 | 33.5億円 |
| 41 | 2022/3/4 | のび太の宇宙小戦争 2021 | 26.9億円 |
| 42 | 2023/3/3 | のび太と空の理想郷 | 43.4億円 |
| 43 | 2024/3/1 | のび太の地球交響楽 | 42.7億円 |
| 44 | 2025/3/7 | のび太の絵世界物語 | ※公開予定 |
第1期:大長編の誕生と黄金時代(1980-1989)
藤子・F・不二雄先生が自ら筆を執り、原作漫画『大長編ドラえもん』と連動して制作された初期の10作品。記念すべき第1作『のび太の恐竜』から、歴代最高配収(当時)を記録した『日本誕生』まで、まさにドラえもん映画の「黄金期」と呼ぶにふさわしい傑作が並ぶ。
この時期の特徴は、SF(すこし・ふしぎ)精神に満ちた重厚なストーリーと、日常から非日常へと足を踏み入れる際の丁寧な描写だ。のび太たちが自分の力で困難を乗り越えようとする姿は、多くの子供たちに勇気を与えた。また、コロコロコミックとのタイアップや、武田鉄矢が手掛ける主題歌など、現在に続く「ドラえもん映画」のフォーマットが確立された時代でもある。
No.1 のび太の恐竜
| 公開日 | 1980年3月15日(土) |
|---|---|
| 配給収入 | 15.5億円 |
| 監督 | 福富博 |
| 脚本 | 藤子・F・不二雄、松岡清治 |
| 主題歌 | 大山のぶ代「ポケットの中に」 |
| メイン声優 | ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太) |
| ゲスト声優 | ピー助(横沢啓子)、黒い男(加藤精三) |
【概要】
記念すべき劇場版第1作。のび太が卵から孵した首長竜の子供・ピー助との出会いと別れ、そして白亜紀への冒険を描く。「自立」と「別れ」をテーマにしたストーリーは、以後のドラえもん映画の原点にして頂点。ピー助を元の時代へ帰すために、のび太たちがタケコプターで空を飛ぶシーンは、映画史に残る名場面。
【あらすじ】
「恐竜の化石を丸ごと見つけてみせる!」と宣言したのび太は、偶然見つけた卵の化石から、フタバスズキリュウの子供「ピー助」を孵化させる。ママに内緒で育てていたが、大きくなりすぎたピー助を現代で飼うことは難しく、のび太は泣く泣くピー助を白亜紀へ帰す決意をする。しかし、タイムマシンで送った先は北米大陸だった。日本へ連れ帰るため、そして恐竜ハンターの魔の手からピー助を守るため、のび太たちの最初の大冒険が始まる。
山口百恵の引退や、松田聖子のデビューなど芸能界が大きく動いた年。おもちゃ業界では「ルービックキューブ」や「ガンプラ」が大ブームを巻き起こし、ゲーム&ウオッチが発売されたのもこの年。ドラえもん映画の第1作公開は、コロコロコミックでの原作連載と連動し、子供たちの間で爆発的な話題となった。同時上映は『モスラ対ゴジラ』のリバイバル上映で、怪獣ブームの名残も感じさせる。
No.2 のび太の宇宙開拓史
| 公開日 | 1981年3月14日(土) |
|---|---|
| 配給収入 | 17.5億円 |
| 監督 | 西牧秀夫 |
| 脚本 | 藤子・F・不二雄 |
| 主題歌 | 岩渕まこと「心をゆらして」 |
| メイン声優 | ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太) |
| ゲスト声優 | ロップル(菅谷政子)、チャミー(杉山佳寿子)、ギラーミン(柴田秀勝) |
【概要】
のび太の部屋の畳の下が、遠い宇宙のコーヤコーヤ星と繋がってしまうSF西部劇。重力の違いにより、のび太たちが「スーパーマン」として活躍できる設定が秀逸。あやとりや射撃といったのび太の特技が最大限に活かされる展開や、殺し屋ギラーミンとの一騎打ちは、シリーズ屈指のカッコ良さを誇る。
【あらすじ】
超空間のねじれにより、のび太の部屋の畳と、宇宙の彼方にある開拓惑星コーヤコーヤ星の少年・ロップルの宇宙船が繋がってしまった。コーヤコーヤ星は重力が小さいため、地球人ののび太たちは空を飛び、怪力を発揮できるスーパーマンになれる。貴重な鉱石「ガルタイト」を狙うガルガントチュア鉱業の嫌がらせに苦しむ開拓民を救うため、のび太たちは用心棒として立ち上がる。
No.3 のび太の大魔境
| 公開日 | 1982年3月13日(土) |
|---|---|
| 配給収入 | 12.2億円 |
| 監督 | 西牧秀夫 |
| 脚本 | 藤子・F・不二雄 |
| 主題歌 | 岩渕まこと「だからみんなで」 |
| メイン声優 | ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太) |
| ゲスト声優 | ペコ / クンタック王子(清水マリ)、サベール(柴田秀勝)、ダブランダー(滝口順平) |
【概要】
アフリカの秘境「バウワンコ王国」を舞台にした冒険ミステリー。のび太が拾った野良犬・ペコの正体が、実は王国の王子だったという王道ストーリー。仲間割れやジャイアンの責任感と葛藤を描くなど、ドラマ性が高い。クライマックスで「先取り約束機」を使ってピンチを切り抜ける伏線回収の鮮やかさは、藤子脚本の真骨頂。
【あらすじ】
夏休み、まだ誰も足を踏み入れていない「魔境」を探検しようと盛り上がるのび太たち。のび太が拾った野良犬・ペコが見つけた航空写真の巨像を目指し、アフリカの奥地へ向かう。しかし、そこは独自の進化を遂げた犬の王国「バウワンコ王国」だった。ペコは大臣ダブランダーに国を奪われた王子クンタックであり、ドラえもんたちはペコと共に王国を取り戻す戦いに挑む。「10人の外国人」の予言の謎とは?
No.4 のび太の海底鬼岩城
| 公開日 | 1983年3月12日(土) |
|---|---|
| 配給収入 | 10.0億円 |
| 監督 | 芝山努 |
| 脚本 | 藤子・F・不二雄 |
| 主題歌 | 岩渕まこと「海はぼくらと」 |
| メイン声優 | ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太)、ドラミ(横沢啓子) |
| ゲスト声優 | エル(喜多道枝)、バギー(三ツ矢雄二)、ポセイドン(栗葉子) |
【概要】
深海を舞台に、アトランティス連邦とムー連邦の対立、そして滅びた文明が遺した「自動報復システム(ポセイドン)」の暴走を描く。水中バギーというひみつ道具が自我を持ち、最後にしずかちゃんを守るために特攻するシーンは、ドラえもん映画屈指の「泣ける名シーン」として名高い。芝山努監督の初監督作品。
【あらすじ】
夏休みに海底キャンプへやってきたのび太たち。そこで海底人の少年エルと出会い、海底国家ムー連邦の存在を知る。しかし、かつてムーと敵対し滅亡したはずのアトランティスの「鬼岩城」が活動を再開。自動報復システム・ポセイドンが地球上の全生物を滅ぼそうとしていた。ドラえもんたちは世界を救うため、バミューダ・トライアングルにある鬼岩城へ乗り込む。性格の悪い水中バギーが、最後に選んだ行動とは。
No.5 のび太の魔界大冒険
| 公開日 | 1984年3月17日(土) |
|---|---|
| 配給収入 | 16.5億円 |
| 監督 | 芝山努 |
| 脚本 | 藤子・F・不二雄 |
| 主題歌 | 小泉今日子「風のマジカル」 |
| メイン声優 | ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太)、ドラミ(横沢啓子) |
| ゲスト声優 | 満月美夜子(小山茉美)、大魔王デマオン(若山弦蔵)、メデューサ(上田敏也) |
【概要】
「もしもボックス」で魔法の世界を作り出したのび太。しかしそこは魔界の脅威に晒されていた。石にされたドラえもんとのび太、メデューサの恐怖、そして美夜子さんの悲しい秘密。ホラー要素と魔法ファンタジーが見事に融合した傑作。主題歌に当時のトップアイドル・小泉今日子を起用したことも話題となった(※権利の関係でビデオ・DVD版では差し替えられている)。
【あらすじ】
魔法使いに憧れるのび太は、もしもボックスで世界を「魔法の世界」に変えてしまう。しかし、そこでは地球侵略を目論む魔界星が接近していた。魔界の研究者である満月博士が連れ去られ、娘の美夜子は猫の姿に変えられてしまう。元の世界に戻すためのもしもボックスもママに捨てられてしまい、退路を断たれたのび太たちは、魔王デマオンを倒すために魔界星へ乗り込む。
No.6 のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)
| 公開日 | 1985年3月16日(土) |
|---|---|
| 配給収入 | 12.0億円 |
| 監督 | 芝山努 |
| 脚本 | 藤子・F・不二雄 |
| 主題歌 | 武田鉄矢「少年期」 |
| メイン声優 | ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太) |
| ゲスト声優 | パピ(藩恵子)、ロコロコ(三ツ矢雄二)、ギルモア将軍(八名信夫) |
【概要】
特撮映画好きのスネ夫のプラモデル作りから始まる、手のひらサイズの宇宙人との交流物語。独裁者ギルモアに支配されたピリカ星を救うため、スモールライトで小さくなったドラえもんたちが戦う。武田鉄矢作詞・歌唱の主題歌「少年期」は、ファンの間で「シリーズ最高の名曲」として今なお愛され続けている。しずかちゃんの牛乳風呂シーンも有名。
【あらすじ】
のび太が拾った小さな人形は、ピリカ星から亡命してきた大統領・パピだった。独裁者ギルモアの追手からパピを守るため、ドラえもんたちはスモールライトで小さくなり、おもちゃの戦車やラジコンで応戦する。しかし、しずかちゃんを人質に取られたパピは、自ら敵に投降してしまう。パピを救出し、ピリカ星に自由を取り戻すため、5人は宇宙へ旅立つ。
No.7 のび太と鉄人兵団
| 公開日 | 1986年3月15日(土) |
|---|---|
| 配給収入 | 13.0億円 |
| 監督 | 芝山努 |
| 脚本 | 藤子・F・不二雄 |
| 主題歌 | 大杉久美子「わたしが不思議」 |
| メイン声優 | ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太) |
| ゲスト声優 | リルル(山本百合子)、ジュド / ザンダクロス(加藤治) |
【概要】
地球人を奴隷にするために襲来したロボット軍団と、ドラえもんたちの孤独な戦いを描く。巨大ロボット「ザンダクロス」のカッコ良さもさることながら、敵の女性型アンドロイド・リルルとしずかの交流、そしてリルルの心の変化(愛を知る過程)が物語の核となる。しずかちゃんが歴史を変えるために奔走する、彼女が真の主役とも言える感動作。
【あらすじ】
北極で巨大なロボットのパーツを拾ったのび太。それを「ザンダクロス」と名付けて遊んでいたが、それはメカトピアから地球侵略のために送り込まれた兵器だった。ロボットの持ち主だと名乗る少女・リルルは、人間を「下等な生き物」と見下し、鉄人兵団を地球へ誘導しようとする。鏡面世界で兵団と戦うドラえもんたち。傷ついたリルルを必死に看病するしずかの優しさが、リルルのプログラムにはない「感情」を目覚めさせる。
No.8 のび太と竜の騎士
| 公開日 | 1987年3月14日(土) |
|---|---|
| 配給収入 | 15.0億円 |
| 監督 | 芝山努 |
| 脚本 | 藤子・F・不二雄 |
| 主題歌 | 大山のぶ代「友達だから」 |
| メイン声優 | ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太) |
| ゲスト声優 | バンホー(堀秀行)、ロー(神代智恵) |
【概要】
「恐竜は絶滅していなかった」というロマン溢れる仮説(地底空洞説)を基にした物語。地底世界で独自の進化を遂げた恐竜人たちと、地上人の対立と和解を描く。恐竜絶滅の真相(隕石衝突)をクライマックスに持ってきており、SF的な歴史解釈が面白い。スネ夫が行方不明になる導入部など、日常からのシームレスな冒険への移行が巧み。
【あらすじ】
0点のテストを隠すための地下室が欲しいのび太たちは、ひみつ道具で広大な地底空洞を発見する。そこで夏休みを過ごしていたが、スネ夫が行方不明になり、地底のさらに奥深くへ迷い込んでしまう。そこには絶滅したはずの恐竜が進化した「恐竜人」の帝国があった。彼らは地上を奪還するために人類への攻撃を計画していた。ドラえもんたちは誤解を解き、恐竜絶滅の危機から彼らを救うために奔走する。
No.9 のび太のパラレル西遊記
| 公開日 | 1988年3月12日(土) |
|---|---|
| 配給収入 | 13.6億円 |
| 監督 | 芝山努 |
| 脚本 | もとひら了 |
| 主題歌 | 堀江美都子「君がいるから」 |
| メイン声優 | ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太) |
| ゲスト声優 | リンレイ(水谷優子)、三蔵法師(池田勝)、牛魔王(柴田秀勝) |
【概要】
藤子・F・不二雄先生が体調不良のため、原作漫画が存在しない唯一の初期劇場作品。西遊記の世界を舞台にしているが、現実世界が妖怪に支配されてしまうというホラー要素の強いバッドエンド改変(パラレルワールド化)が特徴。家族や先生までもが妖怪になってしまうシーンはトラウマ級の怖さだが、ドラえもんたちが西遊記のキャラに扮して戦う姿は痛快。
【あらすじ】
学校の劇で「西遊記」をやることになったのび太は、ヒーローマシンで本物の孫悟空になろうとするが、間違えて妖怪たちを実体化させ、現代へ解き放ってしまう。唐の時代へ行き、妖怪退治をして戻ってきた一行だったが、現代はすでに妖怪たちに支配され、パパやママも妖怪になっていた。元の世界を取り戻すため、のび太たちは再び過去へ飛び、牛魔王軍団との決戦に挑む。
No.10 のび太の日本誕生
| 公開日 | 1989年3月11日(土) |
|---|---|
| 配給収入 | 20.2億円 |
| 監督 | 芝山努 |
| 脚本 | 藤子・F・不二雄 |
| 主題歌 | 西田敏行「時の旅人」 |
| メイン声優 | ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太) |
| ゲスト声優 | ククル(松岡洋子)、ギガゾンビ(永井一郎)、ツチダマ(高島雅羅) |
【概要】
シリーズ10周年記念作品。配給収入20.2億円を記録し、当時の歴代最高ヒットとなった。7万年前の日本を舞台に、家出をしたのび太たちが自分たちだけの国を作ろうとする。のび太が作り出した空想動物(ペガ、グリ、ドラコ)との別れは涙を誘う。敵のギガゾンビや土偶の怪物ツチダマの不気味さも印象的。
【あらすじ】
親や先生に叱られてばかりの毎日に嫌気が差したのび太たちは、史上最大の家出を計画。タイムマシンで7万年前の日本へ向かい、誰にも邪魔されない楽園を作ろうとする。しかし、そこで原始人の少年ククルと出会い、彼の部族が精霊王ギガゾンビに襲われたことを知る。時空を超えた犯罪者であるギガゾンビからヒカリ族を救うため、ドラえもんたちは立ち上がる。
第2期:環境問題と藤子・F・不二雄の遺志(1990-1997)
90年代に入ると、バブル崩壊や環境問題への関心の高まりを受け、ドラえもん映画もよりシリアスで社会派なテーマを扱うようになる。特に『アニマル惑星』や『雲の王国』では、環境破壊に対する強い警鐘が鳴らされた。
そして1996年、『ねじ巻き都市冒険記』の執筆中に藤子・F・不二雄先生が逝去。先生が直接ペンを執った最後の作品群であり、ドラえもんという作品が持つ「優しさ」と「文明批評」のバランスが最も円熟していた時期と言える。興行収入も安定して高い水準を維持し、国民的行事としての地位を不動のものにした。
No.11 のび太とアニマル惑星(プラネット)
| 公開日 | 1990年3月10日(土) |
|---|---|
| 配給収入 | 19.0億円 |
| 監督 | 芝山努 |
| 脚本 | 藤子・F・不二雄 |
| 主題歌 | 武田鉄矢「天までとどけ」 |
| メイン声優 | ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太)、ママ(千々松幸子) |
| ゲスト声優 | チッポ(田中真弓)、ニムゲ総長(森功至) |
【概要】
ピンクのモヤを抜けると、そこは動物たちが人間のように暮らす平和な惑星だった。環境破壊によって荒廃した「地獄星」から侵略してくるニムゲ同盟と、自然を愛するアニマル星の住民たちの戦いを描く。強烈な環境保護メッセージと、ニムゲの正体(仮面の下の素顔)が人間にそっくりだったという衝撃的な結末が深い余韻を残す。
【あらすじ】
裏山に現れたピンクのモヤをくぐり抜けたのび太は、二足歩行で喋る動物たちが暮らす「アニマル星」へ迷い込む。そこで犬の少年チッポと友達になるが、アニマル星は悪魔のような侵略者「ニムゲ」の脅威に晒されていた。一度は地球へ戻るも、チッポのSOSを聞いたのび太たちは再びアニマル星へ。ひみつ道具を駆使して、ニムゲ軍団との決戦に挑む。
バブル経済の崩壊が始まった年だが、エンタメ界は活気に満ちていた。任天堂から「スーパーファミコン」が発売され、ゲーム業界の覇権が次世代機へと移行。アニメでは『ちびまる子ちゃん』の放送が開始され、主題歌「おどるポンポコリン」が国民的大ヒットを記録した。ドラえもん映画も安定期に入り、春休みの風物詩として完全に定着していた。
No.12 のび太のドラビアンナイト
| 公開日 | 1991年3月9日(土) |
|---|---|
| 配給収入 | 18.0億円 |
| 監督 | 芝山努 |
| 脚本 | 藤子・F・不二雄 |
| 主題歌 | 白鳥英美子「夢のゆくえ」 |
| メイン声優 | ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太) |
| ゲスト声優 | シンドバッド(阪脩)、アブジル(加藤精三)、カシム(加藤治) |
【概要】
「絵本入りこみぐつ」で絵本の世界に入ったしずかが、アラビアンナイトの世界に取り残されてしまう。彼女を救うため、のび太たちは8世紀のバグダッドへ向かう。実在の歴史(アッバース朝)と空想の物語が交差する冒険活劇。ドラえもんのポケットが盗まれてしまい、ひみつ道具なしで砂漠を旅する過酷な展開が見どころ。
【あらすじ】
絵本の世界を楽しんでいたのび太たちだったが、トラブルによりしずかちゃんだけが絵本の世界から帰れなくなってしまう。絵本を焼いてしまい途方に暮れるが、ドラえもんの知恵で、物語のモデルとなった8世紀のアラビアへタイムトラベルする。しかし、そこで盗賊団カシム一味に四次元ポケットを盗まれてしまう。灼熱の砂漠で、道具に頼らず知恵と勇気でしずかちゃんを探す旅が始まる。
No.13 のび太と雲の王国
| 公開日 | 1992年3月7日(土) |
|---|---|
| 配給収入 | 16.8億円 |
| 監督 | 芝山努 |
| 脚本 | 藤子・F・不二雄 |
| 主題歌 | 武田鉄矢「雲がゆくのは」 |
| メイン声優 | ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太) |
| ゲスト声優 | パルパル(伊藤美紀)、グリオ(村山明)、キー坊(丸山裕子) |
【概要】
「株式」の仕組みを使って資金を集め、雲の上に自分たちの王国を作るという夢のある導入から一転、地上文明を大洪水で洗い流そうとする「天上人」との交渉を描く社会派作品。環境破壊に対する強烈な批判が込められている。ドラえもんが故障して機能停止するという衝撃的な展開と、過去のTVシリーズに登場したキャラ(キー坊など)が再登場する伏線回収が素晴らしい。
【あらすじ】
雲の上に夢の王国「ドラえもん城」を作ったのび太たち。しかし、雲の上には既に絶滅動物を保護し暮らす天上人たちの国が存在していた。彼らは環境を破壊し続ける地上人に絶望し、大雨を降らせて地上文明をリセットする「ノア計画」を実行しようとしていた。交渉決裂し、攻撃を受けたドラえもんは故障してしまう。のび太たちは天上人の法廷に立ち、地球の未来を懸けた裁判に挑む。
No.14 のび太とブリキの迷宮(ラビリンス)
| 公開日 | 1993年3月6日(土) |
|---|---|
| 配給収入 | 16.5億円 |
| 監督 | 芝山努 |
| 脚本 | 藤子・F・不二雄 |
| 主題歌 | 島崎和歌子「何かいい事きっとある」 |
| メイン声優 | ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太)、パパ(加藤正之)、ママ(千々松幸子) |
| ゲスト声優 | サピオ(皆口裕子)、ナポギストラー(森山周一郎)、ブリキン(大木民夫) |
【概要】
ロボットに頼りすぎた人間が、ロボットに支配されてしまうという「機械文明への警鐘」を描いた作品。物語の序盤でドラえもんが敵に捕まり拷問を受けるなど、ショッキングな展開が多い。のび太がドラえもん不在の中で勇気を振り絞り、海底の大迷宮へ挑む姿が胸を打つ。おもちゃの兵隊たちが不気味。
【あらすじ】
深夜のテレビ通販で不思議なトランクを注文したのび太。それは「ブリキのホテル」への入り口だった。のび太たちはスキーや海水浴を楽しむが、ドラえもんがブリキの兵隊に連れ去られてしまう。ホテルのオーナーである少年サピオは、故郷チャモチャ星が独裁者ナポギストラー率いるロボット軍に支配されたと語る。のび太たちはドラえもんを救出し、ロボットの支配から人間を解放するために戦う。
No.15 のび太と夢幻三剣士
| 公開日 | 1994年3月12日(土) |
|---|---|
| 配給収入 | 13.5億円 |
| 監督 | 芝山努 |
| 脚本 | 藤子・F・不二雄 |
| 主題歌 | 武田鉄矢一座「世界はグー・チョキ・パー」 |
| メイン声優 | ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太) |
| ゲスト声優 | スパイドル将軍(屋良有作)、ジャンボス(郷里大輔)、トリホー(田村錦人) |
【概要】
「気ままに夢見る機」で夢の世界の英雄になったのび太(ノビタニヤン)が、妖霊大帝オドロームを倒すために冒険する。夢と現実が入り混じる不思議な構成と、一度はのび太とシズカール(しずか)が死んでしまう(生き返るが)という衝撃的な展開がある。挿入歌「夢の人」が流れるシーンは非常に感動的。
【あらすじ】
夢の中で良い思いをしたいのび太は、ドラえもんの道具で「夢幻三剣士」の世界に入る。そこはユミルメ国がオドローム軍に侵略されている世界だった。伝説の白銀の剣士ノビタニヤンとなったのび太は、ジャイトス、スネミス、シズカールらと共にオドローム討伐の旅に出る。しかし、夢と現実の境界が曖昧になり、現実世界の学校裏山が敵の城とリンクしてしまう。
No.16 のび太の創世日記
| 公開日 | 1995年3月4日(土) |
|---|---|
| 配給収入 | 13.0億円 |
| 監督 | 芝山努 |
| 脚本 | 藤子・F・不二雄 |
| 主題歌 | 海援隊「さよならにさよなら」 |
| メイン声優 | ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太) |
| ゲスト声優 | ノンビ(林原めぐみ)、ビタノ(京都田尚子)、エモドラン(山田恭子) |
【概要】
夏休みの自由研究で、のび太が「創世セット」を使って新しい地球を作り、その歴史を観察する異色作。のび太そっくりの子孫たちの歴史への介入や、昆虫人が進化した地底世界の存在など、神の視点で物語が進む。明確な「悪役」が存在せず、共存の道を探るラストは藤子SFの深淵を感じさせる。
【あらすじ】
のび太はドラえもんの道具で「新地球」を作り、生命の誕生から人類の進化までを観察日記につけることにする。のび太に似た原始人や、その子孫たちの運命にこっそり手を貸しながら見守るのび太。しかし、新地球の南極には、地上とは異なる進化を遂げた昆虫人の文明が栄えていた。昆虫人たちは地上進出を計画しており、人類との衝突が避けられない状況に。創造主であるのび太が下した決断とは。
No.17 のび太と銀河超特急(エクスプレス)
| 公開日 | 1996年3月2日(土) |
|---|---|
| 配給収入 | 16.5億円 |
| 監督 | 芝山努 |
| 脚本 | 藤子・F・不二雄 |
| 主題歌 | 海援隊「私のなかの銀河」 |
| メイン声優 | ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太) |
| ゲスト声優 | ボーム(塩沢兼人)、アストン(真殿光昭)、ドン(菅原淳一) |
【概要】
宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』をモチーフにしたスペースオペラ。ミステリー列車に乗って宇宙の果ての遊園地「ドリーマーズランド」へ向かう。のび太の射撃の才能がこれ以上ないほど発揮される作品であり、憑依型の宇宙人ヤドリとの戦いでは西部劇さながらのガンアクションが見られる。SLが宇宙を走るロマン溢れる映像美も魅力。
【あらすじ】
22世紀で大人気のミステリー列車「銀河超特急」に乗ったのび太たち。到着したハテノハテ星群にある巨大遊園地で、西部の星や忍者の星を楽しむ。しかし、宇宙の寄生生物「ヤドリ」が遊園地の人間やロボットを乗っ取り、侵略を開始する。通信も遮断され孤立無援の中、のび太は保安官に任命され、自慢の射撃の腕でヤドリのボスに立ち向かう。
No.18 のび太のねじ巻き都市(シティー)冒険記
| 公開日 | 1997年3月8日(土) |
|---|---|
| 配給収入 | 20.0億円 |
| 監督 | 芝山努 |
| 脚本 | 藤子・F・不二雄 |
| 主題歌 | 矢沢永吉「Love is you」 |
| メイン声優 | ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太) |
| ゲスト声優 | ピーブ(佐々木望)、ティラ(茶風林)、熊虎鬼五郎(内海賢二) |
【概要】
藤子・F・不二雄先生の遺作。執筆中に意識を失い、そのまま帰らぬ人となったため、結末はスタッフによって引き継がれた。「生命のねじ」で命を吹き込まれたおもちゃたちの街での冒険。凶悪犯・熊虎鬼五郎とそのコピーたちが敵となるが、ホクロ型の優しい鬼五郎が生まれたりとユーモラスな展開も。先生が最後に伝えたかった「命」への想いが詰まっている。
【あらすじ】
のび太は小惑星の福引に当選し、そこを「ねじ巻き都市」として開拓することに。命を吹き込む「生命のねじ」でおもちゃたちを動かし、理想の街を作り上げる。しかし、脱獄囚の熊虎鬼五郎が紛れ込み、ねじを奪って自分のおもちゃ怪獣軍団を作ろうとする。さらに、この星には金色の怪物(種まく者)の伝説があった。のび太たちはおもちゃたちと協力し、街を守るために戦う。
第3期:オリジナル脚本への挑戦と声優交代前夜(1998-2004)
藤子先生の逝去後、藤子プロとシンエイ動画のスタッフたちが協力し、オリジナル脚本による大長編制作を開始した時期。脚本家の岸間信明氏らが中心となり、原作のテイストを守りつつも、南海の宝探しやロボットとの友情など、よりエンターテインメント性を重視した作品が生み出された。
2004年の『ワンニャン時空伝』をもって、大山のぶ代さんをはじめとするレジェンド声優陣が全員卒業。四半世紀にわたる「大山ドラ」時代のフィナーレを飾る、シリーズの大きな区切りとなる期間である。
No.19 のび太の南海大冒険
| 公開日 | 1998年3月7日(土) |
|---|---|
| 配給収入 | 21.0億円 |
| 監督 | 芝山努 |
| 脚本 | 岸間信明 |
| 主題歌 | 吉川ひなの「ホットミルク」 |
| メイン声優 | ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太) |
| ゲスト声優 | ジャック(マッハ文朱)、キャプテン・キッド(江守徹)、ベティ(早見優)、Mr.キャッシュ(上條恒彦) |
【概要】
藤子先生没後初のオリジナル作品。17世紀のカリブ海を舞台に、のび太たちが本物の海賊と宝探しをする海洋アドベンチャー。ドラえもんのポケットが早々に紛失し、残された数少ない道具で知恵を絞って戦うサバイバル要素が強い。時間犯罪者が改造生物を使って歴史改変を企むSF設定も盛り込まれている。
【あらすじ】
「宝島」の本に感化されたのび太は、ドラえもんの「宝探し地図」で宝島を発見し、海へ出る。しかし、時空の乱れにより17世紀のカリブ海へ漂着。海賊船に助けられたのび太たちは、伝説の海賊キャプテン・キッドの宝を探すことになる。ドラえもんとはぐれてしまったのび太たちは、謎の組織カシオン一味が操る改造生物と戦いながら、トモス島の秘密に迫る。
Windows 98が発売され、iMacが登場するなど、世の中が急速にデジタル化へ舵を切った年。宇多田ヒカルのデビューや、長野オリンピックでの「日の丸飛行隊」の金メダルなど、明るいニュースも多かった。映画界では『タイタニック』や『もののけ姫』(前年公開)のロングラン、そして夏には『ポケモン映画』第1弾が公開されるなど、映画館が活気を取り戻しつつあった。
No.20 のび太の宇宙漂流記
| 公開日 | 1999年3月6日(土) |
|---|---|
| 配給収入 | 20.0億円 |
| 監督 | 芝山努 |
| 脚本 | 岸間信明 |
| 主題歌 | SPEED「季節がいく時」 |
| メイン声優 | ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太) |
| ゲスト声優 | リアン(白石涼子)、ログ(野沢雅子)、フレイヤ(荘真由美) |
【概要】
ドラえもん映画20周年記念作品。宇宙を舞台にした王道のSF冒険譚。『スター・ウォーズ』風の宇宙ゲームの中に本物の宇宙船が迷い込むという導入から、少年騎士団との出会い、そして「独立軍」との戦いへと発展する。ブラックホールの描写や、神の啓示のような幻影など、宇宙の神秘と恐怖を描いた作品。SPEEDの主題歌も大ヒットした。
【あらすじ】
「スター・クラッシュゲーム」の中で、ジャイアンとスネ夫がUFOに連れ去られてしまう。それは本物の宇宙船だった。のび太たちは二人を救うため宇宙へ旅立つ。たどり着いたのは、300年もの間、住める星を探して宇宙を漂流する「銀河漂流船団」だった。少年騎士団のリアンたちと親しくなるが、船団を乗っ取ろうとする独立軍がクーデターを起こす。
No.21 のび太の太陽王伝説
| 公開日 | 2000年3月11日(土) |
|---|---|
| 配給収入 | 30.5億円 |
| 監督 | 芝山努 |
| 脚本 | 岸間信明 |
| 主題歌 | 由紀さおり、安田祥子「この星のどこかで」 |
| メイン声優 | ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太) |
| ゲスト声優 | ティオ(緒方恵美)、クク(飯塚雅弓)、レディナ(唐沢潤) |
【概要】
ドラえもん誕生30周年記念作品。古代マヤ文明をモデルにした「マヤナ国」の王子ティオと、現代ののび太が入れ替わる「王子と乞食」風のストーリー。瓜二つだが性格は正反対の二人が、互いの生活を体験しながら成長していく。配給収入30億円を突破し、第3期における最大のヒット作となった。
【あらすじ】
ひみつ道具の故障で、古代のマヤナ国へ繋がってしまったのび太たち。そこで出会ったティオ王子は、のび太と瓜二つだった。母を魔女レディナに眠らされ、心を閉ざしていたティオは、のび太と入れ替わり現代の日本で過ごすことに。一方、のび太は王子として国の人々と触れ合う。ジャイアンたちとの友情を知ったティオは、レディナにさらわれた少女ククを救うため、そして国を守るために「太陽王」として立ち上がる。
No.22 のび太と翼の勇者たち
| 公開日 | 2001年3月10日(土) |
|---|---|
| 配給収入 | 30.0億円 |
| 監督 | 芝山努 |
| 脚本 | 岸間信明 |
| 主題歌 | 知念里奈「Love you close」 |
| メイン声優 | ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太) |
| ゲスト声優 | グースケ(頓宮恭子)、ミルク(氷上恭子)、ジーグリード(大平透) |
【概要】
鳥人間たちが暮らす異世界「バードピア」を舞台にした冒険物語。空を飛べない鳥人間グースケと、自力で飛びたいと願うのび太の友情を描く。環境問題を背景にしつつ、鳥型飛行機によるレースシーンの疾走感が魅力。スネ夫が敵側に取り入ってスパイのような動きをするなど、脇役たちの活躍も目立つ。
【あらすじ】
飛行訓練をしていたのび太たちは、時空の乱れから現れた鳥人間グースケと出会い、鳥たちの楽園「バードピア」へ迷い込む。そこでは人間による環境破壊を恨む勢力が、伝説の怪物フェニキアを復活させて人間界への攻撃を企てていた。自分の翼で飛べないコンプレックスを持つグースケだったが、人力飛行機に乗ってのび太たちと共にフェニキアに立ち向かう。
No.23 のび太とロボット王国(キングダム)
| 公開日 | 2002年3月9日(土) |
|---|---|
| 配給収入 | 23.1億円 |
| 監督 | 芝山努 |
| 脚本 | 岸間信明 |
| 主題歌 | KONISHIKI「いっしょに歩こう 〜Walking Into Sunshine〜」 |
| メイン声優 | ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太) |
| ゲスト声優 | ポコ(桑島法子)、ジャンヌ(新山志保)、デスター(森山周一郎) |
【概要】
「ロボットと人間の共存」をテーマにした作品。ロボットから感情を抜き取る「ロボット改造命令」が出された王国で、ドラえもんを守るためにのび太たちが戦う。ドラえもんの母親代わりとも言える母ちゃんロボットの登場や、KONISHIKIが歌う温かい主題歌が印象的。ドラえもん自身のアイデンティティにも触れる物語。
【あらすじ】
のび太が注文した未来デパートのロボットが暴走し、時空を超えてロボット王国へ。そこでは女王ジャンヌによって「ロボットから感情を消す」改造計画が進められていた。ドラえもんも捕まり改造されそうになるが、のび太たちの必死の抵抗で救出される。ジャンヌの心を歪ませた悲しい過去と、それを操る司令官デスターの陰謀。心を持つことの大切さを訴える。
No.24 のび太とふしぎ風使い
| 公開日 | 2003年3月8日(土) |
|---|---|
| 配給収入 | 25.4億円 |
| 監督 | 芝山努 |
| 脚本 | 岸間信明 |
| 主題歌 | ゆず「またあえる日まで」 |
| メイン声優 | ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太) |
| ゲスト声優 | フー子(かないみか)、テムジン(愛河里花子)、ストーム(屋良有作) |
【概要】
台風の子供「フー子」と、のび太の友情物語。風を操る「風の民」と、風の怪物マフーガを復活させようとする「嵐族」の戦いに巻き込まれる。言葉を話せないフー子が、表情と仕草だけで感情を表現し、最後にはのび太を守るために自らを犠牲にするシーンは涙腺崩壊必至。ゆずの主題歌「またあえる日まで」が爽やかな感動を呼ぶ。
【あらすじ】
のび太の元にやってきた台風の子供・フー子。のび太はフー子を可愛がるが、風の民の住む「風の村」で、フー子の正体が伝説の怪物マフーガの一部であることを知る。嵐族の長・ウランダーはフー子を奪い、マフーガを復活させてしまう。地球全土を襲う暴風雨。スネ夫が敵に操られる中、のび太はフー子と共に最後の決戦へ向かう。
No.25 のび太のワンニャン時空伝
| 公開日 | 2004年3月6日(土) |
|---|---|
| 配給収入 | 30.5億円 |
| 監督 | 芝山努 |
| 脚本 | 岸間信明 |
| 主題歌 | 島谷ひとみ「YUME日和」 |
| メイン声優 | ドラえもん(大山のぶ代)、のび太(小原乃梨子)、しずか(野村道子)、ジャイアン(たてかべ和也)、スネ夫(肝付兼太) |
| ゲスト声優 | イチ(林原めぐみ)、ハチ(泉谷しげる)、ネコジャラ(西川幾雄) |
【概要】
映画化25周年記念作品にして、大山のぶ代らオリジナル声優陣の卒業作品。捨て犬・捨て猫たちのために3億年前の世界に王国を作ったのび太。長い年月を経て進化した「ワンニャン国」で、かつて助けた犬・イチとの再会と、時を超えた約束が描かれる。エンディングでドラえもんたちが手を振って去っていく演出は、25年間共に歩んだファンへのメッセージとも受け取れる。
【あらすじ】
のび太が拾った野良犬・イチ。しかし家では飼えず、他の捨て犬・猫たちと共に3億年前の世界へ連れて行き、「無料フード製造機」を与えて別れる。翌日、タイムマシンで様子を見に行くと、時空のねじれに巻き込まれ、1000年後の文明が発達したワンニャン国へ到着してしまう。そこで出会った少年ハチは、イチの子孫なのか、それとも…? 隕石衝突の危機から王国を救うため、のび太とイチの絆が奇跡を起こす。
第4期:新声優陣への継承と「わさドラ」の挑戦(2006-2015)
2005年、TVアニメの声優陣が一新され、ドラえもん役は水田わさびへとバトンタッチされた。翌2006年公開の『のび太の恐竜2006』から始まる新シリーズは、原作のテイストを重視したキャラデザインへの変更や、より現代的でドラマチックな演出の導入など、大胆なリブートが図られた。
この時期は、往年の名作を現代技術で蘇らせる「リメイク作品」と、全く新しい「オリジナル作品」が交互に公開される傾向にあった。『新・鉄人兵団』や『ひみつ道具博物館』など、旧作ファンも納得のクオリティと新規層へのアプローチが成功し、興行収入は右肩上がりに。第2次ドラえもんブームとも言える活況を呈した。
No.26 のび太の恐竜2006
| 公開日 | 2006年3月4日(土) |
|---|---|
| 興行収入 | 32.8億円 |
| 監督 | 渡辺歩 |
| 脚本 | 渡辺歩、楠葉宏三 |
| 主題歌 | スキマスイッチ「ボクノート」 |
| メイン声優 | ドラえもん(水田わさび)、のび太(大原めぐみ)、しずか(かかずゆみ)、ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一) |
| ゲスト声優 | ピー助(神木隆之介)、黒い男(船越英一郎) |
【概要】
声優交代後の新生ドラえもん映画第1作。記念すべき第1作『のび太の恐竜』を、あえてリメイクに選んだ意欲作。アニメーターの鉛筆のタッチを残した温かみのある作画スタイルや、より感情を露わにする演出が特徴。ピー助とのび太の心の交流を丁寧に描き直し、旧作を知る大人たちからも高い評価を得た。
【あらすじ】
(※基本ストーリーは第1作と同じ)
恐竜の卵の化石を見つけたのび太は、タイムふろしきで孵化させ、生まれた首長竜に「ピー助」と名付ける。愛情を込めて育てるが、現代での生活には限界があり、白亜紀へ帰すことに。しかし、タイムマシンの空間移動機能が壊れ、誤った場所へ到着してしまう。日本へ向かうのび太たちを、恐竜ハンターの黒い男が執拗に狙う。
トリノオリンピックで荒川静香が金メダルを獲得し、イナバウアーが流行語になった年。映画界では『デスノート』の実写映画が大ヒット。携帯電話業界では「番号ポータビリティ」が開始され、競争が激化した。ドラえもんの声優交代は前年の2005年。批判的な声もあった中、本作の成功が新生ドラえもんの評価を決定づける重要なターニングポイントとなった。
No.27 のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜
| 公開日 | 2007年3月10日(土) |
|---|---|
| 興行収入 | 35.4億円 |
| 監督 | 寺本幸代 |
| 脚本 | 真保裕一 |
| 主題歌 | mihimaru GT「かけがえのない詩」 |
| メイン声優 | ドラえもん(水田わさび)、のび太(大原めぐみ)、しずか(かかずゆみ)、ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一)、ドラミ(千秋) |
| ゲスト声優 | 満月美夜子(相武紗季)、メデューサ(久本雅美) |
【概要】
第5作『魔界大冒険』のリメイク。シリーズ初の女性監督・寺本幸代氏を起用し、美夜子とその母(メデューサ)のドラマを掘り下げるなど、キャラクターの心情描写を強化している。旧作の怖さはマイルドになりつつも、アクションシーンの迫力は増しており、ドラミちゃんも主要メンバーとして戦闘に参加する。
【あらすじ】
もしもボックスで作った魔法の世界。大魔王デマオンの侵略により、地球は滅亡の危機に瀕していた。魔法研究家の娘・美夜子と共に、のび太たちは「伝説の7人の魔法使い」として魔界星へ向かう。美夜子の母を奪い、悪の手先へと変えたデマオンの残酷な企み。凍てつく魔界で、親子の絆を取り戻すための戦いが始まる。
No.28 のび太と緑の巨人伝
| 公開日 | 2008年3月8日(土) |
|---|---|
| 興行収入 | 33.7億円 |
| 監督 | 渡辺歩 |
| 脚本 | 大野木寛 |
| 主題歌 | 絢香「手をつなごう」 |
| メイン声優 | ドラえもん(水田わさび)、のび太(大原めぐみ)、しずか(かかずゆみ)、ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一) |
| ゲスト声優 | キー坊(吉越拓矢)、リーレ(堀北真希)、長老ジィ(三宅裕司) |
【概要】
新声優陣初のオリジナル長編作品。原作短編『さらばキー坊』をベースに、植物宇宙人たちとの対立と和解を描く。環境問題という重いテーマや、終盤の哲学的・抽象的な展開には賛否が分かれたが、キー坊の愛らしさと、のび太との親心にも似た友情は心温まる。スタジオジブリ作品のような壮大な自然描写も見どころ。
【あらすじ】
裏山で拾った苗木に「植物自動化液」を使い、動き回れるようにしたのび太。「キー坊」と名付け弟のように可愛がるが、ある日、植物が支配する「緑の星」へ連れ去られてしまう。そこの住人たちは、地球の植物を破壊し続ける人間に怒り、全人類を植物に変える計画を進めていた。キー坊は伝説の「緑の巨人」を復活させる鍵として利用されてしまう。
No.29 新・のび太の宇宙開拓史
| 公開日 | 2009年3月7日(土) |
|---|---|
| 興行収入 | 24.5億円 |
| 監督 | 腰繁男 |
| 脚本 | 真保裕一 |
| 主題歌 | 柴咲コウ「大切にするよ」 |
| メイン声優 | ドラえもん(水田わさび)、のび太(大原めぐみ)、しずか(かかずゆみ)、ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一)、ドラミ(千秋) |
| ゲスト声優 | ロップル(櫻井智)、チャミー(佐久間レイ)、モリーナ(香里奈)、ギラーミン(大塚明夫) |
【概要】
第2作『宇宙開拓史』のリメイク。畳の下が宇宙船と繋がるワクワク感はそのままに、オリジナルキャラクターのモリーナを追加し、彼女と父親のドラマを軸に据えた。のび太とロップルの友情よりも、ゲストキャラのドラマに比重が置かれたことや、クライマックスのギラーミン戦の演出変更などは、旧作ファンの間で議論を呼んだ。
【あらすじ】
(※基本ストーリーは第2作と同じ)
超空間のねじれで、のび太の部屋とコーヤコーヤ星が繋がる。のび太たちはロップルやチャミーと仲良くなるが、星はガルガントチュア鉱業に狙われていた。リメイク版では、行方不明になったモリーナの父の謎や、星の環境を守るための戦いがよりドラマチックに描かれる。のび太はあやとりと射撃の腕で、宇宙一の殺し屋に挑む。
No.30 のび太の人魚大海戦
| 公開日 | 2010年3月6日(土) |
|---|---|
| 興行収入 | 31.6億円 |
| 監督 | 楠葉宏三 |
| 脚本 | 真保裕一 |
| 主題歌 | 青山テルマ「帰る場所」 |
| メイン声優 | ドラえもん(水田わさび)、のび太(大原めぐみ)、しずか(かかずゆみ)、ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一)、ドラミ(千秋) |
| ゲスト声優 | ソフィア(田中理恵)、ハリ坊(飯塚雅弓)、ブイキン(山野史人)、トラギス(さかなクン) |
【概要】
映画30周年記念作品。オリジナルストーリーで、人魚族の姫・ソフィアとの冒険を描く。「架空水」で町中を海にしてしまう導入部は夢がある。伝説の「人魚の剣」を巡る怪獣族との戦いがメインだが、ストーリー展開は比較的シンプル。さかなクンが声優として参加し、海洋生物の解説をするなど話題性もあった。
【あらすじ】
「架空水」で町を海の底にして遊んでいたのび太たちは、迷い込んだ人魚族の姫・ソフィアと出会う。彼女は、かつて地球を汚され海へ追われた人魚族の末裔だった。伝説の「人魚の剣」を手に入れ、宇宙支配を企む怪獣族がソフィアを襲う。しずかちゃんが人質に取られる中、ドラえもんたちは人魚スーツを着て深海へ向かう。
No.31 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜
| 公開日 | 2011年3月5日(土) |
|---|---|
| 興行収入 | 24.6億円 |
| 監督 | 寺本幸代 |
| 脚本 | 清水東 |
| 主題歌 | BUMP OF CHICKEN「友達の唄」 |
| メイン声優 | ドラえもん(水田わさび)、のび太(大原めぐみ)、しずか(かかずゆみ)、ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一) |
| ゲスト声優 | リルル(沢城みゆき)、ピッポ(小林由美子)、総司令官(加藤浩次) |
【概要】
名作『鉄人兵団』のリメイク。旧作で単なる頭脳パーツだった「ザンダクロスの脳」を、ひよこ型のマスコットキャラ「ピッポ」として擬人化(ポケモン化?)した大胆なアレンジが大成功。のび太とピッポの友情、そしてリルルとしずかの絆が並行して描かれ、涙腺崩壊のラストへと繋がる。BUMP OF CHICKENの主題歌も作品の世界観に完璧にマッチしている。
【あらすじ】
(※基本ストーリーは第7作と同じだが、ピッポの存在が大きく異なる)
のび太は巨大ロボットの部品と共に落ちてきた「電子頭脳」を、ひみつ道具でひよこ型の「ピッポ」に改造する。当初は人間を奴隷と見下していたピッポだが、のび太たちとの交流を通じて「仲間」としての意識が芽生えていく。鉄人兵団が迫る中、リルルとピッポは、大切な友達を守るために自らの運命を変える決断をする。
No.32 のび太と奇跡の島 〜アニマル アドベンチャー〜
| 公開日 | 2012年3月3日(土) |
|---|---|
| 興行収入 | 36.2億円 |
| 監督 | 楠葉宏三 |
| 脚本 | 清水東 |
| 主題歌 | 福山雅治「生きてる生きてく」 |
| メイン声優 | ドラえもん(水田わさび)、のび太(大原めぐみ)、しずか(かかずゆみ)、ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一)、ドラミ(千秋) |
| ゲスト声優 | ダッケ(野沢雅子)、コロン(水樹奈々)、シャーマン(山寺宏一)、フーク(鈴木福) |
【概要】
絶滅動物が暮らす「ベレーガモンド島」を舞台に、のび太と、のび太にそっくりな少年・ダッケ(実は子供時代のパパ)との冒険を描く。家族の絆をテーマにしており、のび太がパパの愛情を知るシーンは感動的。しかし、ストーリー展開や悪役の描写がやや単調との評価もあり、興収は良かったものの賛否が分かれる作品。
【あらすじ】
絶滅したはずの巨大鳥モアを捕まえてしまったのび太たちは、絶滅動物が保護されている「奇跡の島」へ連れて行かれる。そこで出会ったロッコロ族の少年ダッケは、のび太のパパ・のび助の子供時代の姿だった(のび太は気づいていない)。伝説のゴールデンヘラクレスオオカブトの力を狙う悪の商人シャーマンから島を守るため、親子二代の共闘が始まる。
No.33 のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)
| 公開日 | 2013年3月9日(土) |
|---|---|
| 興行収入 | 39.8億円 |
| 監督 | 寺本幸代 |
| 脚本 | 清水東 |
| 主題歌 | Perfume「未来のミュージアム」 |
| メイン声優 | ドラえもん(水田わさび)、のび太(大原めぐみ)、しずか(かかずゆみ)、ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一)、ドラミ(千秋) |
| ゲスト声優 | クルト(三瓶由布子)、ポポン(愛河里花子)、ペプラー博士(千葉繁)、マスタード警部(松平健) |
【概要】
ドラえもんの鈴が怪盗DXに盗まれた!というミステリー仕立てのオリジナル作品。未来にある「ひみつ道具博物館」を舞台に、歴代のひみつ道具が数多く登場するファン垂涎の設定。派手なバトルよりも謎解きや道具の楽しさに焦点を当てており、ワクワク感満載。興行収入39.8億円を記録し、当時のオリジナル作品としての最高記録を更新した大ヒット作。
【あらすじ】
ドラえもんの鈴が盗まれ、修理に出さないと「野良猫化」してしまう危機に。手がかりを追って未来の博物館へ向かったのび太たちは、見習い道具職人のクルトと出会う。館内ではひみつ道具が次々と盗まれる事件が発生していた。怪盗DXの正体は誰なのか? そしてドラえもんが鈴にこだわる理由とは? のび太との絆が詰まった鈴を取り戻すため、博物館中を駆け回る。
No.34 新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜
| 公開日 | 2014年3月8日(土) |
|---|---|
| 興行収入 | 35.8億円 |
| 監督 | 八鍬新之介 |
| 脚本 | 清水東 |
| 主題歌 | Kis-My-Ft2「光のシグナル」 |
| メイン声優 | ドラえもん(水田わさび)、のび太(大原めぐみ)、しずか(かかずゆみ)、ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一) |
| ゲスト声優 | ペコ(小林ゆう)、サベール(小栗旬)、ブルスス(多田野曜平) |
【概要】
藤子・F・不二雄生誕80周年記念作品。第3作『大魔境』のリメイク。旧作のストーリーを忠実に守りつつ、キャラクターの表情やアクションを丁寧にブラッシュアップした正統派リメイク。「仲間との協力」や「ジャイアンの責任感」といったテーマがより強調されている。ゲスト声優の小栗旬が見事な悪役演技を披露した。
【あらすじ】
(※基本ストーリーは第3作と同じ)
夏休み、のび太たちは秘境探検へ出発する。拾った野良犬・ペコの導きでアフリカの奥地「バウワンコ王国」へたどり着くが、そこは独裁者ダブランダーに支配されていた。ペコは亡き王の息子・クンタック王子だった。巨神像の謎を解き、王国を取り戻すために戦う5人と1匹。「約束」を守るために危険な道を選ぶジャイアンの男気が光る。
No.35 のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)
| 公開日 | 2015年3月7日(土) |
|---|---|
| 興行収入 | 39.3億円 |
| 監督 | 大杉宜弘 |
| 脚本 | 清水東 |
| 主題歌 | miwa「360°」 |
| メイン声優 | ドラえもん(水田わさび)、のび太(大原めぐみ)、しずか(かかずゆみ)、ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一) |
| ゲスト声優 | アロン(井上麻里奈)、ハイド(田中裕二)、メーバ(観月ありさ)、イカーロス(市村正親) |
【概要】
映画35周年記念作品。ヒーロー映画の撮影をしていたのび太たちが、本物の宇宙人と間違われてポックル星へ連れて行かれ、宇宙海賊と戦うことになる。「銀河防衛隊」としてそれぞれの特技(あやとり、格闘など)を活かした必殺技で戦う姿が楽しい。子供たちに分かりやすい王道のヒーロー活劇。
【あらすじ】
「バーガー監督」というひみつ道具を使って、特撮ヒーロー映画を撮影していたのび太たち。そこへポックル星人のアロンが現れ、本物のヒーローだと勘違いして助けを求める。ポックル星は宇宙海賊団に支配されようとしていた。撮影だと思いこんだまま海賊のアジトへ乗り込むドラえもんたちだったが、敵の攻撃を受けてそれが現実だと気づく。「本物のヒーローになってやる!」5人はポックル星を守るために立ち上がる。
第5期:クリエイターの化学反応と記録的ヒット(2016-現在)
2016年以降、ドラえもん映画は新たなフェーズへと突入する。その最大の特徴は、川村元気(小説家・プロデューサー)や辻村深月(直木賞作家)といった、外部の著名なクリエイターを脚本に招き入れたことだ。
「子供だけでなく、かつて子供だった大人たちへ」というメッセージ性がより強まり、映像クオリティも飛躍的に向上。『のび太の宝島』ではシリーズ最高興収53.7億円を記録するなど、国民的アニメとしての底力を見せつけた。コロナ禍による公開延期などの困難を乗り越えながら、音楽や空、絵画など新しいテーマに挑み続けている。
No.36 新・のび太の日本誕生
| 公開日 | 2016年3月5日(土) |
|---|---|
| 興行収入 | 41.2億円 |
| 監督 | 八鍬新之介 |
| 脚本 | 八鍬新之介 |
| 主題歌 | 山崎まさよし「空へ」 |
| メイン声優 | ドラえもん(水田わさび)、のび太(大原めぐみ)、しずか(かかずゆみ)、ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一) |
| ゲスト声優 | ククル(白石涼子)、ギガゾンビ(大塚芳忠)、ツチダマ(棚橋弘至/小島よしお) |
【概要】
旧作シリーズNo.1ヒット作『日本誕生』のリメイク。家出をしたのび太たちが7万年前の日本で自分たちの国を作るというワクワク感はそのままに、のび太とペットたち(ペガ・グリ・ドラコ)の絆や、ククル少年の成長をより丁寧に描いた。雪山での遭難シーンなど、子供たちが自力で困難を乗り越える描写が胸を打つ。
【あらすじ】
(※基本ストーリーは第10作と同じ)
家出を決意したのび太たちは、タイムマシンで人間がいない7万年前の日本へ。そこを楽園として開拓するが、時空を超えてやってきた原始人の少年ククルと出会う。彼の部族を襲った精霊王ギガゾンビの正体は、歴史を改変しようとする未来の犯罪者だった。のび太はペガたちと共に、友のために戦うことを決意する。
新海誠監督の『君の名は。』が歴史的な大ヒットを記録し、アニメ映画の地位が大きく向上した年。映画『シン・ゴジラ』も公開され、日本の特撮・アニメ界が活気づいていた。また、スマホゲーム『Pokémon GO』がリリースされ世界中で社会現象に。SMAPの解散という衝撃的なニュースもあり、一つの時代の終わりと始まりを感じさせる年でもあった。
No.37 のび太の南極カチコチ大冒険
| 公開日 | 2017年3月4日(土) |
|---|---|
| 興行収入 | 44.3億円 |
| 監督 | 高橋敦史 |
| 脚本 | 高橋敦史 |
| 主題歌 | 平井堅「僕の心をつくってよ」 |
| メイン声優 | ドラえもん(水田わさび)、のび太(大原めぐみ)、しずか(かかずゆみ)、ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一) |
| ゲスト声優 | カーラ(釘宮理恵)、ヒャッコイ博士(浪川大輔)、パオパオ(浅田舞/織田信成) |
【概要】
南極の氷の下に眠る古代都市を舞台にしたオリジナル作品。クトゥルフ神話や『狂気の山脈にて』をオマージュしたような、少し怖くて神秘的なSF設定が特徴。「偽ドラえもん」が登場し、のび太が本物を見抜くシーンは、ドラえもん愛が試される名場面として話題になった。
【あらすじ】
真夏の暑さに耐えかねたのび太たちは、巨大な氷山へ遊びに行く。そこで見つけたのは、10万年前に氷漬けになった不思議なリングだった。持ち主を探して10万年前の南極へ向かうと、そこには巨大な氷の都市があった。地球が凍結する危機を救うため、のび太たちは古代の少女カーラと共に、氷の怪物ブリザーガの封印に挑む。10万年の時を超えた友情の物語。
No.38 のび太の宝島
| 公開日 | 2018年3月3日(土) |
|---|---|
| 興行収入 | 53.7億円 |
| 監督 | 今井一暁 |
| 脚本 | 川村元気 |
| 主題歌 | 星野源「ドラえもん」 |
| メイン声優 | ドラえもん(水田わさび)、のび太(大原めぐみ)、しずか(かかずゆみ)、ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一) |
| ゲスト声優 | シルバー(大泉洋)、フロック(山下大輝)、セーラ(折笠富美子)、クイズ(悠木碧) |
【概要】
『君の名は。』などのプロデューサー・川村元気が脚本を担当し、シリーズ最高興収(STAND BY MEを除く)を記録した記念碑的作品。スティーヴンソン『宝島』をモチーフに、海賊シルバーとその子供たちの確執と和解を描く「父と子」の物語。星野源による主題歌「ドラえもん」の「ドドドドドッドーラえもん」というフレーズは日本中で大流行した。
【あらすじ】
「ノビタオーラ号」で宝島を目指して出航したのび太たち。しかし、海賊の襲撃に遭い、しずかちゃんが連れ去られてしまう。海賊船には、しずかに瓜二つの少女セーラがいた。宝島の正体は、未来から来た巨大な潜水艦だった。海賊船長シルバーは、滅びゆく地球から子供たちを救うため、地球のエネルギーを奪って宇宙へ脱出しようとしていた。父の暴走を止めたい息子フロックと、のび太たちの熱い友情が交差する。
No.39 のび太の月面探査記
| 公開日 | 2019年3月1日(金) |
|---|---|
| 興行収入 | 50.2億円 |
| 監督 | 八鍬新之介 |
| 脚本 | 辻村深月 |
| 主題歌 | 平井大「THE GIFT」 |
| メイン声優 | ドラえもん(水田わさび)、のび太(大原めぐみ)、しずか(かかずゆみ)、ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一) |
| ゲスト声優 | ルカ(皆川純子)、ルナ(広瀬アリス)、ディアボロ(吉田鋼太郎) |
【概要】
直木賞作家であり、熱烈なドラえもんファンでもある辻村深月が脚本を担当。月を舞台に、のび太と謎の転校生ルカの友情を描く。藤子作品への深いリスペクトが込められたセリフ回しや、「想像力(イマジネーション)」をテーマにした文学的な深みのあるストーリーが高く評価され、2年連続で50億円超えを達成した。
【あらすじ】
月面探査機が捉えた白い影。のび太は「月のウサギだ!」と主張するが笑われてしまう。ドラえもんの道具「異説クラブメンバーズバッジ」で月の裏側にウサギ王国を作ったのび太は、不思議な転校生ルカを招待する。ルカの正体は、月から来た超能力を持つ「エスパル」だった。彼らを狙うディアボロ軍の魔の手が迫る中、のび太たちは「友達」を守るために月へ向かう。「想像力は、未来だ!」
No.40 のび太の新恐竜
| 公開日 | 2020年8月7日(金) |
|---|---|
| 興行収入 | 33.5億円 |
| 監督 | 今井一暁 |
| 脚本 | 川村元気 |
| 主題歌 | Mr.Children「Birthday」「君と重ねたモノローグ」 |
| メイン声優 | ドラえもん(水田わさび)、のび太(大原めぐみ)、しずか(かかずゆみ)、ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一) |
| ゲスト声優 | キュー(遠藤綾)、ミュー(釘宮理恵)、ジル(木村拓哉)、ナタリー(渡辺直美) |
【概要】
ドラえもん連載開始50周年記念作品。第1作『のび太の恐竜』のリメイクではなく、全く新しい双子の恐竜・キューとミューの物語を描く。新型コロナウイルスの影響で夏の公開となったが、「進化」と「継承」をテーマにした感動的なストーリーは多くの観客に勇気を与えた。劇中に登場する「ある恐竜」のサプライズ出演は、往年のファンを驚喜させた。
【あらすじ】
のび太が恐竜博の化石発掘体験で見つけた卵から、双子の恐竜キューとミューが誕生する。2匹は新種の恐竜だった。愛情深く育てるのび太だったが、現代で生きるのは困難と判断し、6600万年前の白亜紀へ連れて行く。しかし、そこはまさに巨大隕石が衝突しようとしている時代だった。空を飛べないキューのために、のび太は必死に特訓をする。歴史を変えてでも恐竜たちを救うべきか? 進化の真実が明かされる。
No.41 のび太の宇宙小戦争 2021
| 公開日 | 2022年3月4日(金) |
|---|---|
| 興行収入 | 26.9億円 |
| 監督 | 山口晋 |
| 脚本 | 佐藤大 |
| 主題歌 | Official髭男dism「Universe」 |
| メイン声優 | ドラえもん(水田わさび)、のび太(大原めぐみ)、しずか(かかずゆみ)、ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一) |
| ゲスト声優 | パピ(朴璐美)、ロコロコ(梶裕貴)、ピイナ(松岡茉優)、ギルモア(香川照之) |
【概要】
第6作のリメイク。コロナ禍による1年の公開延期を経て公開された。独裁者に立ち向かう小さな大統領パピの物語を、現代的な映像技術で蘇らせた。特撮セットのCG描写や、スネ夫の葛藤と成長が丁寧に描かれている。オリジナルキャラのピイナが登場し、パピの姉としてのドラマが追加されたことで物語に深みが増した。
【あらすじ】
(※基本ストーリーは第6作と同じ)
のび太が拾った小さな宇宙人パピは、反乱軍から逃れてきたピリカ星の大統領だった。パピを追って地球に来たドラコルル長官の攻撃により、しずかちゃんが人質に取られ、パピは自ら投降する。スモールライトを奪われ、元の大きさに戻れないまま、のび太たちはパピを救うためにピリカ星へ乗り込む。「小さくても、僕らはヒーローになれる」。スネ夫が勇気を振り絞って戦車に乗り込むシーンは必見。
No.42 のび太と空の理想郷(ユートピア)
| 公開日 | 2023年3月3日(金) |
|---|---|
| 興行収入 | 43.4億円 |
| 監督 | 堂山卓見 |
| 脚本 | 古沢良太 |
| 主題歌 | NiziU「Paradise」 |
| メイン声優 | ドラえもん(水田わさび)、のび太(大原めぐみ)、しずか(かかずゆみ)、ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一) |
| ゲスト声優 | ソーニャ(永瀬廉)、マリンバ(井上麻里奈)、三賢人(山里亮太、藤本美貴) |
【概要】
『コンフィデンスマンJP』などの脚本家・古沢良太が手掛けたオリジナル作品。誰もが完璧になれる理想郷「パラダピア」を舞台に、「らしさ」とは何かを問いかける。完璧なネコ型ロボット・ソーニャと、ポンコツなドラえもんの友情が熱い。伏線回収の巧みさと、大人も考えさせられるテーマ性で高評価を得て、興収43億円を超えるヒットとなった。
【あらすじ】
空に浮かぶ三日月型の島を見つけたのび太は、ドラえもんたちと飛行船で探索に出る。たどり着いたのは、誰もがパーフェクトになれる楽園「パラダピア」だった。そこで出会ったパーフェクトネコ型ロボット・ソーニャと仲良くなるが、この楽園には恐ろしい秘密が隠されていた。ジャイアンやスネ夫が「良い子」になりすぎて個性を失っていく中、のび太は「ダメなままでいい」と叫び、世界を救うために立ち上がる。
No.43 のび太の地球交響楽(シンフォニー)
| 公開日 | 2024年3月1日(金) |
|---|---|
| 興行収入 | 42.7億円 |
| 監督 | 今井一暁 |
| 脚本 | 内田照良 |
| 主題歌 | Vaundy「タイムパラドックス」 |
| メイン声優 | ドラえもん(水田わさび)、のび太(大原めぐみ)、しずか(かかずゆみ)、ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一) |
| ゲスト声優 | ミッカ(平野莉亜菜)、チャペック(菊池こころ)、ミーナ(芳根京子)、マエストロヴェント(吉川晃司) |
【概要】
藤子・F・不二雄生誕90周年記念作品。「音楽」をテーマに、地球から音楽が消える危機に立ち向かう。のび太がリコーダー、しずかがボンゴなど、それぞれが楽器を担当し、音色を合わせて戦う演奏シーンは圧巻。Vaundyによる主題歌も話題となり、音楽の楽しさと大切さを伝えるハッピーな作品となった。
【あらすじ】
学校の音楽会に向けてリコーダーを練習していたのび太は、不思議な少女ミッカと出会う。彼女は音楽がエネルギーになる惑星「ムシーカ」からやってきた。のび太たちの演奏を気に入ったミッカは、彼らを音楽の殿堂へ招く。しかし、音楽を消し去る不気味な生命体が地球に迫っていた。ドラえもんたちは「ファーレの殿堂」を復活させ、音楽の力で地球を救うため、心を一つにしてシンフォニーを奏でる。
No.44 のび太の絵世界物語
| 公開日 | 2025年3月7日(金)予定 |
|---|---|
| 興行収入 | ※公開予定 |
| 監督 | 寺本幸代 |
| 脚本 | 伊藤公志 |
| 主題歌 | 未定 |
| メイン声優 | ドラえもん(水田わさび)、のび太(大原めぐみ)、しずか(かかずゆみ)、ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一) |
| ゲスト声優 | クレア(詳細未定)、マイロ(詳細未定) |
【概要】
映画45周年記念作品。中世ヨーロッパ風の絵画の世界を舞台に、絵に描かれた謎の国「アートリア」での冒険が繰り広げられる。寺本幸代監督が『ひみつ道具博物館』以来のメガホンを取り、魔法や美術をテーマにしたファンタジックなストーリーが期待されている。ドラえもんたちが絵筆を武器に戦うビジュアルが公開されており、芸術的な映像美に注目が集まる。
【あらすじ】
(※公開前情報に基づく)
のび太が見つけた古い絵本。その中には、不思議な絵画の世界が広がっていた。絵の中に入り込んだドラえもんたちは、絵の具を操る少女クレアと出会う。しかし、色が失われていく「無色の呪い」がアートリアを侵食し始めていた。のび太たちは鮮やかな色を取り戻すため、伝説の絵筆を探す冒険に出る。
まとめ:夢と冒険は終わらない
『のび太の恐竜』から始まった45年にも及ぶ大冒険の歴史。昭和、平成、令和と時代が変わっても、ドラえもんとのび太が教えてくれる「勇気」や「友情」の尊さは変わることがない。親から子へ受け継がれるこの素晴らしいバトンは、これからも春の訪れと共に、私たちの心に夢の花を咲かせ続けてくれるだろう。










































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