「私がアイアンマンだ(I am Iron Man)」。 2008年、ロバート・ダウニー・Jrが放ったこの一言から、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)という巨大な歴史が始まった。アメコミ映画といえば「正体は秘密」が常識だった時代に、その不文律を軽やかに…
「春休みはドラえもん」。日本中の子供たちがそう心に刻んで育ってきたと言っても過言ではない。1980年の第1作『のび太の恐竜』から始まり、半世紀近くにわたって愛され続けるこの映画シリーズは、単なるアニメーションの枠を超えた「共通体験」として私たち…
「レオナルド」「ラファエロ」「ドナテロ」「ミケランジェロ」。この4つの名前を聞いて、ルネサンスの巨匠ではなく、ハチマキを巻いたカメの忍者を思い浮かべるなら、あなたは立派な「タートルズ世代」だ。 1984年、アメリカの片隅で生まれた一冊の白黒同人…
「ハイ、僕はチャッキー。ずっと仲良しでいようね(Hi, I'm Chucky. Friends to the End.)」 可愛らしいおもちゃの挨拶が、これほどまでに恐怖の代名詞になると誰が想像しただろうか。1988年に第1作が公開された『チャイルド・プレイ』は、凶悪犯の魂が乗り…
「インブリード」「ニックス」「面白配合」。競馬新聞の専門用語ではなく、これらの言葉をテレビゲームで覚えたという人は数知れない。 1991年、アスキーから発売された『ダービースタリオン』シリーズ。通称「ダビスタ」。それまでの競馬ゲームが「馬券を買…
「敵将、討ち取ったり!」――。この決め台詞と共に、画面を埋め尽くす敵兵をなぎ倒す快感。それは、アクションゲームの歴史を変える発明だった。 2000年、PlayStation 2のローンチ時期にひっそりと発売された『真・三國無双』は、「戦場を自由に駆け巡り、一…
「市長となって、自分だけの街を作る」。ただそれだけのことが、なぜこれほどまでに面白いのか。 1989年、ウィル・ライトという天才によって生み出された『シムシティ』は、「明確な終わりのないゲーム(ソフトウェア・トイ)」という新しい概念を世界に提示…
「Aボタンで爆弾を置く」。たったそれだけの操作が、なぜこれほどまでに熱いのか。 1983年にパソコン用ソフトとして生まれ、1985年のファミコン版でその名を不動のものにした『ボンバーマン』。格子状のステージで爆弾を爆発させ、ブロックを壊し、敵を倒す…
「エンディングまで、泣くんじゃない。」 このキャッチコピーを覚えているだろうか? 1989年、剣と魔法のファンタジーRPGが全盛だった時代に、バットとフライパンを武器に、現代のアメリカを思わせる世界を冒険する一風変わったRPGが登場した。コピーライタ…
「ポケットモンスター、縮めてポケモン」。この言葉を知らない人間は、もはや地球上に存在しないかもしれない。 1996年、ゲームボーイというハードの末期にひっそりと産声を上げた『ポケットモンスター 赤・緑』。昆虫採集をモチーフにした「収集」、通信ケ…
「スライムとドラゴンを配合したら、何が生まれる?」――その好奇心が、少年たちを無限の冒険へと駆り立てた。 1998年、空前の『ポケモン』ブームが巻き起こる中、国民的RPG『ドラゴンクエスト』シリーズから派生したのが『ドラゴンクエストモンスターズ』だ…
「手持ちのCDが、モンスターに変わる」。その衝撃は、当時の音楽&ゲーム好きの少年たちを熱狂させた。 1997年、テクモ(現・コーエーテクモゲームス)から発売された『モンスターファーム』。PlayStationのディスク読み込み機能を活用し、音楽CDを読み込ま…
赤い帽子に青いオーバーオール、そして立派な口髭。その姿を知らない者は、地球上にほとんどいないだろう。 1985年、ファミリーコンピュータで発売された『スーパーマリオブラザーズ』は、世界中で社会現象を巻き起こし、ビデオゲームというカルチャーを一般…
「ガノンを倒して姫を救う」。言葉にすれば単純なその目的のために、私たちは何度ハイラルへ旅立っただろうか。 1986年、宮本茂氏の「子供の頃、近所の野山を冒険した体験」を原点として生まれた『ゼルダの伝説』。謎解きとアクションが融合したこのシリーズ…
「倒した敵の武器を自分のものにする」。今でこそ当たり前のこのシステムを、1987年に確立した伝説のアクションゲームがある。 カプコンの『ロックマン』。青いボディに身を包んだ「スーパーロボット」が、悪の天才科学者Dr.ワイリーの野望を阻止するために…